大杉漣さん ありがとうございました。

私が刑務所関係の監修をはじめたのは20年前、大杉さんとは映画とテレビドラマで3回ご一緒させていただいた。中でも平成20年(2008年)公開の『休暇』(吉村昭原作)小林薫、西島秀俊主演の映画では、私が拘置所長役、大杉さんが死刑囚を受け持つ係長(副看守長)役で出演。北野たけしさんの映画で、やくざ者の役を経験されていたからか、刑務所や拘置所の中のこと、受刑者の心情などについて多くの質問を受けたことを思い出す。

訃報に接したのは、東海テレビ開局60周年記念テレビドラマ『家族の旅路』の撮影立ち会い中のことだった。撮影現場でも役者、スタッフの皆さんの多くが大杉さんには優しくしてもらった記憶があり、感謝と冥福を祈る言葉が交わされた。

『休暇』撮影時の大杉さんとの写真はKinemaにあります。クリックしてご覧ください。10年前ですから大杉さんは56歳です。

 

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